人間機械協奏技術コンソーシアム

Human machine harmonization
system consortium

お知らせ

車載用センサーなどによる物体検知データ収集のお知らせ

2017年10月11日一般の方向け
名古屋大学では文科省「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(略称OPERA)」事業に採択されたことをうけて、複数の研究機関・民間企業と研究会を設立し、車載用の車外物体検知センサー(以下、車外センサー)の技術向上のために、下記の通り、走行中の車外データを公道で収集します。


 
 上記のOPERA事業の中で、名古屋大学は「人と知能機械との協奏メカニズム」について担当します。その具体的事例として自動運転技術の事業化における人と自動運転車両との関りについて研究を行います。自動運転車両が、人や周辺のモノを深く理解するための様々な技術開発が必要です。研究会では、こうした取り組みの一環として、車外センサーの技術向上に取り組んでおり、この技術の確立を通じて、交通事故の低減に貢献し、安全・安心なクルマ社会の実現を目指してまいります。

 
データ収集の概要

1.データ収集を行っている旨の表示をした車両に社外センサーを設置しセンシングデータを収集するとともに、車外センサーの性能検証・検知精度向上のために必要な実画像を取得するため、検証用カメラでの撮影を行います。

2.実施期間:2017年10月20日より2021年3月まで、断続的なデータ収集を予定しています。

3.対象エリア:愛知県を中心とした、日本国内

4.その他
o 車外センサーによる物体検知行為や検証用カメラによる撮影は、公道上の人や車両などの物体、および検証用車両の走行上の安全性に影響を及ぼしません。
o 本データ収集は、肖像等個人を特定する情報を検証用カメラにより取得することを目的とするものではありません。画像は利用者限定で管理され、学内での研究用途に限って用いられます。車外センサーの共同研究企業などに、性能検証のために提供される場合は個人情報保護について契約で管理いたします。

PAGE TOP